東海名勝蒲郡 常磐館全景
というパンフレットですがいつ頃の物でしょう?
東海名勝蒲郡 常磐館全景①表裏とします
私の仮説ではホテルはありませんので昭和9年より前、竹島にも橋が架かってませんので昭和7年にコンクリートの橋が架かったことから昭和7年以前、昭和5年の大衆娯楽施場の共楽館もないので昭和4年以前、昭和3年4月大宴会場(100畳)もありませんので昭和2年以前、養魚場に大正13年にはあったとされる六角?八角の堂がありませんので大正12年以前。駅がありますが蒲郡駅は明治21年、竹島八百富神社の鳥居を立てたのが大正4年で竹島に鳥居がある事、大正5・6年とされる西・中・東の3別館がある事から大正6年~12年ではないかと推測。※株式会社蒲郡ホテル社史が正しければ
せっかくなので詳しく見ましょう。
常磐館本館付近ですが、滝があったんですね~あの辺だろうなと思える場所はありますね。本館に理髪所や温泉、発電所まであります。
常磐館本館西の鳥居よりも西に常磐館附属別館があったのですね、その後共楽館になってからは残ってたのでしょうか?あまり記述のない建物なので不明ですね。
東別館付近ですが松別館が建つ(改装されて?)場所ではないかと思います。阿屋・・・あずまやのようです。右には養魚場(当時釣りができた、いわゆる釣り堀?)ですが六角?八角の堂がありませんね。左上には洋館予定地とありますが敷地小さすぎますよね。当初は小さい洋館を予定していたのではないかと思います。
中別館ですが、現在の鶯宿亭と竹島の場所と思いますが造りが違うので違いますよね、なんか少し高台にあるような感じですね。周りには梅林や五月園、大桜、菖蒲園、動物園までありますね。
西別館付近ですが、現在はありません。西別館→緑別館→緑西閣と建物や名称が変わったものと思いましたが、製陶場と隣接しているので緑西閣とは別物かもしれません。弓道場や温室まであったんですね、温室はホテル上に昭和30年代も残っていたものと思います。
この高台が現在ホテルがある場所かと思います。奥に常磐稲荷とあります。昭和55年に豊川稲荷大祭を解体して豊川稲荷に返すという記述がありますがこのことですね。そういえば現在も石碑らしき小さいものがありますね。
※(株)蒲郡ホテル社史・回想常磐館によると大正5年梅別館・鶯宿亭、大正6年松別館・竹別館とありますが謎です。
年代の特定は難しい(まだ仮説です。。。)ので他のパンフレットも見ていきます。