六角堂(旧聚美堂)はホテルと同時に建築された聚美堂という名称で陶器や骨董品を販売していたと聞いてます。実際に蒲郡ホテル時代のパンフレットにも記載されており、固定資産台帳上もホテルと同年※実際の固定資産台帳上はホテル・六角堂共に1933年(昭和8年)、ホテルの開業は実際1934年(昭和9年)3月1日ですから年度で計算されたのか開業前のホテルの棟札は昭和8年8月吉日なのでここに合わせてあるのか
実際昭和7年という方もいましたし、大正からあった建物だという方もいます。実際は固定資産台帳が正しいでしょ、という話にしております。
棟札。。。ホテルの棟札は昭和8年8月吉日、常磐館の棟札は明治45年3月13日、では六角堂・竹島・お鶯宿亭は???屋根裏に上っていただいた大先生が開始15分で見つけてくれました。。。が。。。なんと。。。昭和11年と記載が。。。間違いありません。。。歴史が変わる?。。。勘違いが修正?されました。
常磐館代表者は武山純造さん(当時の常磐館社長)、設計者は村瀬國之助さん(蒲郡ホテルと言えばこの方ですね)、建築請負者は松井仁平さんと、うーん、大林組(ホテル施工者)さんではないのですね。
今思えばホテルのパンフレットに聚美堂がない絵ハガキが存在するんですよね~絵ってしょせん絵なのでと片付けてましたが真実はいつも一つ、昭和11年の建物です。いつから営業していたかは分かりませんが大変な発見でした。
残念ながら竹島・鶯宿亭の棟札はありませんでした。ですがこの部分含めて常磐館の歴史も探っていきましょう。